自分なんて、気付けば棚に上がっている。
今日、地下道を歩いていると、道の真ん中で2人分ほどの距離をとって大声で喋っているおばさんがいた。
きっと、それが道の真ん中で交通の多大なる妨げとなっていることにも、大声でしゃべるならもっと近づいて話せばいいじゃないかと周りが思っていることにも気づいていないのだろう。そう思って通り過ぎた。
通り過ぎた後、一緒に歩いていた人がこう言った。
「きっと若い頃は自分も嫌がっていただろうことをやっちゃうんだよね。ああやって。」
人は、自分がしてることなんて客観的に見れないものなのだ。
そういうもんだ。
そういう前提を持っているかどうかが大切だ。
だからこそ、常に自分を棚に上げていないかを省察しなければいけないのだ。