capeta blog

日々の徒然を書き残さんとす。

年末年始なんかあっという間やぞ。

12/28(金)に今年の仕事を納め、ようやっと田舎へ帰ってきた。
田舎は雪が降っており、日本海側の厳しい冷え込みを感じるとともに、そんな図ったように年末年始に本気出さんでもええのにとお天道様を恨んだりもする。

 

さて、年末年始といえば、「今年の振り返り」や「来年の抱負」、「普段できないことをやる」と位置づけている人も多いであろう。
かくいう私もその一人である。

 

しかし、知っているのだ。「適当に思っていることはやらない」と。
結局、「具体的にしたことしか人は実行しない」のである。
例えば、人と会う予定も日時と場所を決めないと人は会えやしない。
掃除だってどこを掃除しなければいけないのか全体とボリュームを把握して取り掛かりやすいところを見定めないと動こうともしない。
…あ、それオレだけか。w

というのはいいとして、今年はなんとか積読本の消化をしたい。

 

下記に残したものは全部読む。そして書評を書く。
幸いにも今年は7日までたっぷりとお休みなので、無駄にせず良い休日とする所存だ。

 

◆戦略原論

戦略原論

戦略原論

 

 

マーケティングに携わっていると良く比喩的に用いられるのが「戦争」であり、戦争の中で戦略を語ることが多い。「戦略とは資源の最適な配分と優先順位の決定」「やらないことを決めること」などとよく言われるが、まだ人の言葉感が強くイマイチ腹落ちしない。なので一度じっくり読んでみたいカテゴリなのである。
※戦略カテゴリはこの秋冬に良さげな本がいくつか出ているのだが、そちらに関しては積読本を消化した後の「+α」的なご褒美としようではないか。

 

 

◆ジョブ理論

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書トップポイント大賞第2位!  ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書トップポイント大賞第2位! ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

  • 作者: クレイトン M クリステンセン,タディホール,カレンディロン,デイビッド S ダンカン,依田光江
  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン
  • 発売日: 2017/08/01
  • メディア: 単行本
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イノベーションのジレンマ」で有名なクリステンセン氏の著作。
「あらゆるモノやサービスは、人々の『ジョブ(用事や仕事)』を片付けるために存在する」という理論の説明に400ページ弱を費やしているわけだが、簡単に内容をかいつまむ限りマーケティングの捉え方に役立つ本であるとの根拠の無い確信を得、書店で即買いしたまま本棚の奥底で半永久スタンバイモードと化していた代物である。 

 

 

◆修身教授録

修身教授録 (致知選書)

修身教授録 (致知選書)

 

 

かなり古い本である。
学生インターン時の師匠と関わりがある外資保険営業マンから推奨いただいた本なのだが、学生とひたむきに向き合われた森先生の思想のエッセンスが詰まっている。
(印象に残っているのは、「死を意識しないと人生の大義は見えない」という考え方である。これはなんとなく重く深い言葉だと当時受け止めた覚えがある。)
全てを詳らかに読んだわけではないので、これを機に読み直したいと思った次第である。 

 

 

他にもあるが書ききれないので、まずはこの3作をマストとし、+αで追加しながら読んでいくようにしたい。

 

なんだろうな。結局自分の興味関心ってセレクトする本に如実に現れるんだよな。
マーケティング」とか「教育」とか。
人の本棚見たらその人が何考えて過ごしてるか分かるって言うもん。恥ずかしい。w

 

 

かつて駿台表三郎御大にこう言われたものである。
「本は買ったら1週間、長くても2週間のうちに読まなければ読みはしない、読んでも中身は染み込まない」と。

 

分かっている。分かっているが、自分の今年の垢を落とす意味でも、きちんと読み込もうではないか。

 

みなさんも、この年末年始に取り組みたいことがある人は、具体的に宣言してから取り組むことをおすすめします。

 

おわり