capeta blog

日々の徒然を書き残さんとす。

12/18 LAC@SAS 〜39%と100%、どちらを信じる?〜

こんばんは。capetaです。

世の中はめっきり寒くなって、イルミネーションが目に刺さる季節になってまいりました。
僕は早くもクリスマスゲームの存在が楽しみでなりませんw
アービングも無事に復帰できたし、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(以下GSW)をどう攻略するのか、今から想像して楽しみたいと思います。
 
 
さて、今回は現地12/18に行われたロサンゼルス・クリッパーズ(以下LAC)VSサンアントニオ・スパーズ(以下SAS)の試合を見て感じたことを書いていこうかなと思っております。
 
 
このカード、去年のプレーオフ1stラウンドの中でも屈指のシリーズとして話題でした。
(まだ見ていない人は是非下記のハイライトを見て欲しい!!!僕史上ベスト3には入る全体的に締まった好ゲームだったと思っています。)
 
 
 
さて、今回の試合自体はSASの勝利となったわけですが、試合の方はハイライトでご堪能いただければと。
 
 
 
今回もポイントは3つ!
 
1.昨年の激闘そのままに。今シーズン屈指の好ゲーム!!!
 
2.ハック・ア・ジョーダン、物議をかもすその戦術、効果の是非は?
 
3.両チームのベンチの様子が面白い。
 
 
 
1.昨年の激闘そのままに。今シーズン屈指の好ゲーム!!!
 
今回も試合を通じてハイレベルな攻防が繰り広げられました。
FG%は途中まで両チーム60%に迫る勢い。
スリーポイントに至ってはSASが50%を超えてきましたwww
背景としては、TP(トニー・パーカー)の3/3に加え、ダニー・グリーンの2/4が大きい。マジで大きい。
グリーンは守備面での貢献は毎試合してくれる安定感のある選手なので(特にブロックが上手い!)、あとは例年のシュートタッチが戻ってくるのをチームメイトもファンも心待ちにしているところです。
逆に言えば、そのあたりしかスパーズに不安要素がないとも言える。。。?(言い過ぎですね)
 
 

(以下、チームスタッツとボックススコア)

f:id:capeta21:20151222010531p:plain

f:id:capeta21:20151222010543p:plain

 
サッカー好きの友達がバスケは記録が多くて覚えるの大変って言ってましたw
僕も上に上がってる数字の意味を全て詳細に把握してるわけではないので偉そうなことは言えないのですが、覚えていくとより楽しめます!!笑
(+/ーの部分はどのように付けられているのか本当に知らないw)
 
 
 
今年はSASにラマーカス・オルドリッジが加わったことにより、明確にPGとPF対決が浮き彫りになりましたね。
ミドルシュートではLACのブレイク・グリフィンに軍配が挙がりましたが(本当に外のシュートがうまくなりました、彼のシュートは正にジャンプシュートという感じで、跳躍の頂点でリリースするのが特徴的です)、インサイドを泥臭くダンカンとのハイローを活用してオルドリッジが攻めていきました。
 

f:id:capeta21:20151222012445j:plain

(左からレナード、ダンカン、オルドリッジ。ダンカンとオルドリッジは試合を重ねる毎にコンビネーションに磨きがかかっています。)
 
 
CP(クリス・ポール)TP(トニー・パーカー)対決はさすがにCPが獅子奮迅の活躍でダブルダブル(2つ以上のスタッツで2桁を記録すること)をマークしましたが、TPも以前のキレが戻ったかのように素晴らしい活躍。要所で的確なシュートセレクションで勝利に貢献しました。

f:id:capeta21:20151222015131p:plain

(ポールは疲労困憊のこのショットが印象的でした。チームがなかなか波に乗れない中、負傷を抱えた中でよく頑張っていると思います)

 

f:id:capeta21:20151222013048j:plain

(勝負どころで3PTを決めたパーカー、気合の入った雄叫びをかましました。)
 
 
 
2.ハック・ア・ジョーダン、物議をかもすその戦術、効果の是非は?
 
ハックとは・・・相手にわざとファウルをし、フリースローが苦手な選手にフリースローを打たせること。
 
 
この戦術は、主にフリースローの苦手なインサイドプレーヤーによく使用されます。
有名なのは「ハック・ア・シャック」
シャキール・オニールという支配的なセンタープレーヤーに対抗するための苦肉の策として、ハック戦術は使用されてきた歴史があります。
(伝統的には、ウィルト・チェンバレンデニス・ロッドマンに対しても使われてきました)
しかし、ゲームの流れが止まり、ショービジネスとしての観点からは魅力が半減してしまうので、賛否両論渦巻いております。
 
(個人的には賛成ですけどね。ハックはハックでリスクもある戦術で、される方もそのリスクを許容した上で使っているという了解はあるので。ただ僕自身は試合の中で正当化していいというだけで、上記のショービジネスの観点においては明確な反対意見は持っていません。今後ルール改正という話が検討されており、この話題は何らかの動きがありそうです。)
 
 
 
最近よくそのハック戦術の餌食になっているのが、LACのデアンドレ・ジョーダン。
 

f:id:capeta21:20151222015823p:plain

 
そのFT確率はなんと、39%。。。w(しかしそれを補って余りある身体能力があるので、LACには欠かせない存在になっています。)
 
この試合、ジョーダンのFTは8/20。40%。(データの精度すげえwww)
 
 
ハックのメリットは
1.相手のFGアテンプトを減らせる
2.相手の1ポゼッション辺りの期待値を減らせる
3.相手の攻撃のリズムを崩せる(1.と密接な関連あり)
4.休憩時間を作れる(SAS的には大きいw)
 
逆に、デメリットは
1.自チームのファウル数が増える
2.自チームの攻撃のリズムが崩れる
3.相手に休憩時間を与えてしまう
 
以上を考えた時に、あんまり多用できる戦術でも無い気がするのです。
特に、メリットとデメリットが表裏一体でお互いさまな面も多いので。
さらに、ジョーダンに関してはこんなデータも。
 

f:id:capeta21:20151222022128j:plain

 
なんと、15本以上FTアテンプトがあった試合は全勝!!
(まあ、この試合でSASが勝ってしまうんですが。。。)
 
一概には、ハック戦術は卑怯だ!!と言うわけにもいかなさそうです。。。
 
ちなみに、肝心のファウルの仕方ですが、、、
 

f:id:capeta21:20151222023241j:plain

うん、優しい。
 
3.両チームのベンチの様子が面白い。
 
最後に、両チームのベンチの様子をお届けします。各チームの特徴がより出るので試合を見るときは注目ですよ。
 
 

f:id:capeta21:20151222025726p:plain

まだ試合も序盤。全くのOFFモードに見えるジノビリとディアウ。
 
 

f:id:capeta21:20151222025757j:plain

SASの選手は体育座りで交代を待つのが定番なのか?w
 
 

f:id:capeta21:20151222025820j:plain

LACの曲者セカンドユニット。(左からジョシュ・スミス、ランス・スティーブンソン、オースティン・リバース、ポール・ピアース
まだその力を存分に発揮しきれていないのが惜しいですね。
しかし、4Qも終盤というのに力抜けてますね。。笑
 
 
以上、感想でした!!!
 
さて、もう日付は変わっていますが、今日は注目カードが目白押しです!
 
レナードVSポール・ジョージ!!!インディアナ・ペイサーズVSサンアントニオ・スパーズ!!
破壊力のあるオフェンス対決!!!オクラホマシティ・サンダーVSロサンゼルス・クリッパーズ!!!
 
楽しみにしながら寝ることにします!